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 先週のある日。 あるクライアント様のウェブが初めて公開される日の前夜。 その公開準備作業が、クライアント様といっしょに深夜にまで及びました。 さらに何人かの技術者たちが徹夜になったので、私もこれに付き合いました。

 「きれいな朝日だなぁ。会社で朝を迎えるなんて何年ぶり?」。 前職時代や創業の頃は、徹夜になった日もよくありました。 でも、すごく楽しくてちっとも疲れなかったのが不思議(笑)。

 直近の労務管理データでは、インクレイブの平均残業時間は1日2~3時間です。 IT系ベンチャー企業にしては、けっこう立派な数値に収めていると思うのですが、部署や人によってバラツキがあり、まだまだ改善途中といったところです。 将来的には、勤務時間の1割くらいを 「仕事を遊ぶ時間」 にしたいと思っていて、みんなとそのイメージを描いたりしています。

 自分たちがお手伝いをするメディア開発&サービスを通じて、お客さまや地域社会のお役に立ち、楽しんでもらうためにある会社ですから、自分たちの仕事に中にも、ちゃんと遊び心が活かされていかないとね。 そんな主旨です。 ともかく、朝まで頑張ってくれたメンバーたち、本当にお疲れさまでした。 それにしても、みんなタフですねぇ。 さいきんは負けそうです(笑)。

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 取引銀行の方と懇談をしていたとき、「会社が立派になってくると優秀なヒトが辞めてしまう怖さはないですか」 ということを、質問されました。 そういえばここ数年、すっかり忘れていた感覚でした。 だから 「あまり怖くないです」 と答えたら、「いい会社になってるんですね」 と褒めていただけました。

 創業のまだ無名で小さかったころには、誰も入社してくれなかったし、やっと入社してもらえたとしても、その活躍や能力に見合う待遇を用意してあげることができなくて 離職も多く、こういう ”怖さ” はいつも持っていました。

 その経験から、会社は 「”社長力”で創り上げていってはダメだ」 と分かり、これを貫いてきました。 結果、ここまでの会社を築いてきた主役は、間違いなく社員たちの方だし、その仕事は多くの皆さまにも評価していただけて、大小たくさんの重要な仕事をお預かりできるようになりました。

 こういう自信と誇りを、自分の力で積み重ねてきた社員たちが、いまインクレイブを辞めたりしたら、もったいないし(笑)。 もちろん、目指す理想はまだまだ先ですけど、ちゃんと ”いい会社” に向かっていると思います(^^。

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 新卒で4月からの入社が決まっているMさんが、会社に来てくれました。

 配属予定先の上司たちや同じ学校を卒業した先輩との顔合わせ。 そして、入社までの時間を使った予習課題の通達なども行われました。 すでに内定が決まっていますので、今日は制作&開発スペースにも入ってもらい各部署の社員たちにも紹介。 本人もさぞ緊張したことでしょう。 ほんとうにお疲れさまでした。

 こうして、自分が目指していく道に大きな夢と期待をもって入社してくるんだと思います。 こういう子を受け入れていく自分たちは大丈夫か。 自分の夢をちゃんと膨らませて、やり甲斐のある難しい仕事を楽しんでいないと。 仕事の進め方やテクニックなんかを教えていく前に、そういう個人やインクレイブとしての仕事への情熱や姿勢を見せていってあげたいものです。

 入社してくる子はみんな鋭いでしょ。 生半可な ”想い” はすぐに見破られる。 私も、新しい仲間が増えるたびに自分を見直します。 彼女の他にも、うちに相応しい優秀な人材が入ってきてくれます。 ”新しい力” たちを加えて、更なる理想を これからも追いかけていきます。

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 色んな場面で、「インクレイブらしさ」 みたいな話しが 自然と出てくるようになりました。 ようやく、かな(笑)。

 上の方から押しつけて ”社是” だとか ”運営方針” みたいなことを掲げようと思った時期もあったのですが、あえて待っていました。 社員たち一人一人が日頃の仕事の中から、こういうことを編み出せるようになるのが一番いいからです。 それが高い次元のところに届いているかどうかは、経営陣の日頃からの関わり方の 「通信簿」 みたいなところがあって、理想を私から強要したところで、みんなの ”もの” にはなりません。

 というわけで、そろそろ ”社是” みたいなことを制定しても良さそうな気がしています。 ”社是” というと、企業の行動規範や方針を明文化した ”哲学” のようなものかも。 「全員が哲学者に成れ」 ということとも混同されがちですが、「哲学が使いこなせる人に成れ」 ということが本来でしょう。 だから個人の持ち味や人間性はそのまま尊重されていいわけです。

 ややこしそうですが、カンタンです。 日頃の仕事で 「インクレイブらしさ」 にこだわっている段階で、それは ”出来ている” ということだしね。

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 この1月からの組織変更では、仙台オフィス内に設置された全セクションの実務責任者を兼任していくことになりました。 見る幅が広くなった分、深さを見ることが物理的に難しくなりました。

 その分、担当者それぞれの仕事や判断が、会社の成長やスピードを、よりいっそう決めていくような組織体制になったと言えます。 役員連中が意志決定に関わらなことも 今まで以上にどんどん増えていきます。 最終的な自分の判断と責任で仕事をしていくことは、とても怖いと思いますが、この怖さを積んでいかないと、能力の新境地は拓けません。

 ”考えていることがすごい” とか ”要件どおりに成果が上がる” なんてことは、当たり前のレベルとして考えないとね。 これを積まないと 「スピード」 という能力も備わりません。 それに、ひとり一人が、”自分で松明を持って先を歩いていくような仕事” をたくさんしていかないといけない。

 会社とその人材の将来のためにも、より失敗も多くなるはずのレンジの方を、評価していきたいと思います。 会社も、またひとつ先のそういうステップに入ってきた、ということだな。 ま、喜ばしいことです。

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